雑学の森

Monthly Archives : 2月, 2014

FX相場の誘導要因

FX相場変動の「貿易(モノ・サービス)」の要因に加えて、「資本移動(カネ)」を通貨の実需と呼んでいます。

国際的な「資本移動」は企業や不動産に対する直接投資や融資、外国株・外国の債券への投資、外貨預金などによって起こります。

では、「資本移動」で、どのようにFX相場が動くのでしょう?

たとえば、あなたがアメリカの株式や債券を買おうとすると、外国為替市場で円を売り、ドルを入手して株・債券を買うわけです。つまり、それは「円売り・ドル買い」となりますね。

「モノ・サービス」の需給と同じで、円が外国為替市場に供給されることで安目にふれ、ドルが市場から吸い上げられて高めにふれます。

「円安・ドル高」です。

逆に日本の債券や株式をアメリカ人が買う場合、アメリカ人はドルを円に換えて債券・株式を買うことになります。この時は反対に「円高・ドル安」となるのです。

ところで、問題はこうした「外国債」「外国株」などの海外の金融資産がなぜ売ったり買ったりされるかという点です。それは言うまでもなく、投資家たちが手持ちの資産を有効に運用しようとするためなのです。

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たとえば、アメリカの金利が日本の金利より大幅に高い(現実にそういう状況が続いているのですが…)とき、手持ちのお金を預金する場合、FXの為替変動などのリスクを別にすると、とりあえずはアメリカの銀行口座に預けた方が有利です。

債券も同じで、海外の債券が高い利回りなら、資金はそちらに移動します。株式の場合もおなじです。日本株が低迷してアメリカ株が好調であれば、資金はアメリカ株に向かいます。

資金は個人、企業、さらに投資信託、信託銀行、生保(生命保険)などの機関投資家が運用しています。そして運用面、たとえば金利面で日米で有利・不利の格差が生まれれば、水が流れるように(この場合は低い方から高い方ですが…)資金は移動します。

その時に円とドルの需要・供給が生まれ、それがFX相場の誘導要因となります。

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現時点の「資本移動(カネ)」についていいますと、アメリカの金利は3~4%と高く、日本は0.01%といった超低率ですから、FX市場での円→ドルの動きの落差はかなり大きく、日本→アメリカヘお金は移動する傾向にあるといえるでしょう。(他の要因もあることを忘れないでください)。